★

ついでの用事でつまようじ。通称めがね橋まで碓氷峠を登った。碓氷峠というと、自動車趣味な人達と鉄道趣味な人達と、はたまた登山趣味な人達と。多くのジャンルな人達が振り返るのではないだろうか。

それっぽく言葉をつらねるとすれば、低速コーナー中心でハンドル操作が忙しいワインディングをスンスン登っていくと、目の前にドーンとめがね橋が表れる。

紅葉は終わりかけ。めがね橋から少し登ったところに駐車場やトイレが整備されていて、平日の午後とはいえ人の波が途切れることがないくらいの賑わいを見せていた。

★
★
★

妙義山を走ってから碓氷峠を目指したこともあったが、光線状態は夕暮れに近い。山あいの日没は想像以上に早かった。

ここを本当に鉄道が走っていたのかと、信じられないくらいの急勾配にトンネルと路盤が残されている。終わりかけとはいえ鮮やかに紅葉した木々が周囲にうっそうと茂っていた。現役時代は素晴らしい車窓が広がっていたことだろう。

★
★
★
★

横川の方向にいくつかのトンネルを歩いてくぐってみた。鉄道用のトンネルをくぐれることや、レンガを積み上げて作られたトンネルであることなど、非常に興味深い。そして何よりトンネルの中から眺める紅葉がとても美しい。

妙義山の「 妙義の谷は深いぜ 」で有名なあの道路の紅葉は最盛期を迎えていて抜群に美しかったが、こっちもこっちで遺構と組み合わさった風情がすばらしい。

来年もぐんまーに行こうと心から思った。

★

nikkor-s auto 50mm f1.4とD700で撮影。f5.6まで絞れば、開放でのモヤッとした写りは影も形も消えてしまう。

★

城ヶ島に渡った。行きも帰りもバスは満席。そんなに人気スポットだったっけ。

富士山が見えればラッキーだったけど、すっぽりと雲の中に。残念。

風は穏やかで気温も心地よく。いい季節だ。

★
★
★

smc takumar 28mm f3.5とsuper takumar 55mm f1.8とk-5iiで撮影。やっぱりタクマーがいい。

★

このところ、調子がよくてモリモリとお仕事もお遊びもできる傾向にある。最低限度をはるかに超えた文化的な生活ができている。

なんという幸せ。

また不安になったらどうしようとか。また体調が悪くなったらどうしようとか。そういった頭の中に沸き起こる不安が、凡そ(およそ)ほとんど皆無に近い状態となった。

普通の何でもない人から見たら、ここに書いてあることの意味はさっぱり分からないだろうけれど。ようするに、あの不安の塊のようなものはいったいなんだったんだろうと思えるほどに回復してきている。

皆目見当もつかないとはまさにこのこと。

★
★
★

いい意味で、多くを求めないことを心掛けるようになってから、意図せずに抱え込んでいた重荷から解き放たれたような気分になったと思う。

足るを知ることはとても難しい。

さて、今週末はどこに行こう。

★

smc takumar 28mm f3.5とk-5iiで撮影。